この記事では2021年4月に急騰して100円を突破した仮想通貨リップル(XRP)について、その特徴と今後の可能性について述べています。
もくじ
リップル(XRP)とは
従来の国際送金が抱える処理時間がかかる、手数料が高いといった課題を解決するために2004年に誕生した仮想通貨で、テクノロジー企業リップルの金融送金ソリューションであるRippleNetで利用されています。
発行上限数量は1000億XRPで、既にすべて発行済であるため、他の仮想通貨のマイニングによって新規作成する事ができません。
その為、リップル(XRP)を欲しがる人が増えると貴重になり、その需要に比例して価値が上がっていきます。
オフィシャルサイト
リップル(XRP)の取り扱い取引所
主に下記のような取引所で取り扱いがあります。
DMMビットコイン
Coincheck
https://coincheck.com/ja/bitFlyer
https://bitflyer.com/GMOコイン
https://coin.z.com/jp/リップル(XRP)の価格変動
2020年は約25円で推移していましたが、同年12月に米国証券取引委員会がリップルとCEOなどを証券法違反で提訴したことがきっかけで大幅な下落やその反発による大幅な上昇を繰り返しています。
2021年4月には120円まで急騰しました。その理由として考えられるのはリップル(XRP)の今後の高騰に期待する多くの投資家が多くの買いを入れたことが予想されています。
リップル(XRP)の今後の可能性
国際送金
24時間365日利用可能で、毎秒1,500件のスループットを処理し送金を4秒で完了できる特徴を持っているので、国際送金プラットフォームとして活用されています。
現在の国際送金はSWIFTが使用されていますが2000〜6000円の手数料がかかり、また1〜3日の時間がかかります。
それに対してリップル(XRP)は、手数料は約0.045円で約3秒で完了します。
既に300を超える金融機関で導入が進んでいますので、今後も導入が拡大していく事が予想できます。
リップル(XRP)は2004年に金融送金の為に誕生した仮想通貨で、手数料が安く処理速度が速いことから今後国際送金として利用されていく可能性が大きい