こちらの記事では、個人利用向けとして期待される仮想通貨ステラルーメン(XLM)の特徴と今後の可能性について初心者でもわかる内容で解説しています。
もくじ
ステラルーメン(XLM)とは
2014年7月に誕生した個人間の送金を目的として開発されたプラットフォームステラ(Stellar)で使用されている仮想通貨です。
先進国では銀行で預金や送金などのサービスを利用していますが、新興国ではこのような銀行の仕組みを利用できない人も多くいるため、そのような人々に対して個人間送金を目的として開発されました。
また、IBMやDeloitteといった大企業とも連携しています。
特にIBMは2018年9月に国際送金プロジェクト「IBM World Wire」で国際送金システムにブロックチェーン「ステラ」を採用する事を発表しました。
その後の、2019年3月18日に国際的な銀行6行とIBMとステラ(Stellar)を使った国際送金ネットワーク「Blockchain World Wire」で法定通貨と連動したステーブルコインを発行することを発表しました。
通貨単位はXLMです。
【ステラルーメンオフィシャルサイト】
ステラルーメン(XLM)の取り扱い取引所
下記の取引所で購入可能です
Coincheck
GMOコイン
DMMビットコイン
ステラルーメン(XLM)の価格変動
2014年にブラジルで初上場された時は1XML=約0.003ドルでした
2018年3月のIBMのステラ採用により一時1XML=0.87ドル台にまで急騰しました。(上場時の約290倍)
2019年11月にはバーンを実施し、総量をもとの半数以下にまで減らし、それによって価格が一時的に25%増加しました。
2021年4月現在で約0.58ドル台です。(日本円で約64円)
ステラルーメン(XLM)の今後の可能性
新興国での利用の増加
ステラルーメン(XLM)は新興国の個人間送金を目的として生まれましたので、今後も新興国での利用の増加が成長のカギになります。
実際、既に東南アジアやイスラムでは決済方法の1つとして実用化されています。
大企業との連携
既にIBMやDeloitteといった大企業と連携していますが、今後も大企業と連携することが予想され、それに伴い成長が進むのではないかと思われます。
ステラルーメン(XLM)は2014年に新興国での個人間送金を目的に開発された仮想通貨で、IBMやDeloitteといった大企業とも連携している。今後の新興国での利用拡大や大企業との連携が成長のカギ