こちらの記事はイーサリアムキラーとして注目されている仮想通貨ソル(Sol)/ソラナ(Solana)の特徴と今後の可能性について説明しています。
もくじ
仮想通貨ソル(Sol)/ソラナ(Solana)とは
2020年に生まれたブロックチェーンSolanaで扱われている基軸通貨(トークン)がソル(Sol)です。
2021年9月時点で時価総額ランキング7位になるなど、今大注目の仮想通貨です。
【イーサリアムのライバル「ソラナ」、仮想通貨で7番目の規模に躍進】
ブロックチェーンSolanaは、今急速に開発や利用が進んでいるブロックチェーンアプリケーションを高い性能で使用する事を目的としたブロックチェーンプラットフォームであり、
その、Solana上でソル(SOL)が基軸通貨(トークン)として使用されています。
ブロックチェーンSolanaの特徴は処理速度と取引コストが他のブロックチェーンと比較して非常に優れている点です。
1秒当たりのトランザクション数は、ビットコイン(BTC)が6-7、イーサリアム(ETH)が13-15に対して、Solanaは50,000
トランザクション手数料は、ビットコイン(BTC)が15ドル、イーサリアム(ETH)が10-20ドルに対して、Solanaは0.00005ドルです。
Solanaの処理速度が速い理由は、プルーフ・オブ・ヒストリー(Proof of History)というブロック生成においてノード同士がコミュニケーションをしていない方法を使用している為です。
【Solanaの高速なトランザクションを実現させているProof of Historyとは】
また、Solanaは100以上のプロジェクトと提携しており、急速にエコシステムを拡大しています
【ソラナ(Solana)とパートナーシップを結ぶ11のプロジェクトまとめ】
通貨単位はSOLです。
【仮想通貨ソル(Sol)/ソラナ(Solana)オフィシャルサイト】
仮想通貨ソル(Sol)/ソラナ(Solana)の取り扱い取引所
2021年9月時点で国内取引所はありませんので、Binance、FTXなどの海外取引所での購入が必要です
Binance(バイナンス)
FTX
仮想通貨ソル(Sol)/ソラナ(Solana)の価格変動
2020年3月に新規公開されましたが、2020年中は大きな動きはありませんでした。
しかし、2021年に入ってSolanaブロックチェーン上で運営を開始した分散型取引所(DEX)のSerun上でのエアドロップ(仮想通貨の無償配布)などの理由から急激に高騰し、
1月に約1.5ドルに対して4月の最高値は約48.8ドルですので、わずか4か月で32倍以上に暴騰しました。
仮想通貨ソル(Sol)/ソラナ(Solana)の今後の可能性
1.イーサリアムからSolana基盤への移行の動き
現在、多くの分散アプリ(Dapps)で、イーサリアムのスケーラビリティ問題による手数料の高騰などの理由からからSolana基盤に移行する動きが見受けられます。
【スシスワップがソラナブロックチェーン基盤の分散型取引所レイディウムと統合の動き 高騰する手数料問題への対策で】
この動きが更に加速すれば、圧倒的に速くて安いSolanaがイーサリアムの牙城を崩すかもしれません
2.Solanaブロックチェーン上で多くのプロジェクト
Solanaは現在、100以上のプロジェクトと連携しており、今後さらにSolanaエコシステムが拡大していけば、更なる成長が期待されます
【FTX、分散型取引所Serumをローンチへ 採用した「Solanaブロックチェーン」の利点とは】
【ChainlinkとSolanaが提携、Dapps標準プライスオラクルとすることを計画】
ビットコインやイーサリアムよりも処理速度の速さや手数料の安さに対して圧倒的に優位な特徴を持ち、多くのプロジェクトと連携している
今度注目の仮想通貨