この記事では、現在注目されている仮想通貨ライトコイン(LTC)についての特徴と今後の可能性について書いています。
もくじ
仮想通貨:ライトコイン(LTC)とは
2011年10月にビットコイン(BTC)をもとに、元Googleエンジニアであったチャーリー・リー氏によって開発された仮想通貨です。
ライトコインはビットコインを超える仮想通貨になるというよりも、ビットコインがかかえるトランザクションの処理速度の問題を解決するために開発されました。
ライトコインはビットコインの処理速度(送金スピード)と比べて4倍に改善しました。
上限発行量は8,400万枚で設定されています。
開発言語はC++です。
オフィシャルサイト
ライトコインの取り扱い取引所
ライトコインは主に下記のような多くの取引所で取り扱っています。
bitFlyer
GMOコイン
https://coin.z.com/jp/コインチェック株式会社
https://coincheck.com/ja/楽天ウォレット株式会社
https://www.rakuten-wallet.co.jp/ライトコインの価格変動
2019年1月では1LTC=3,000円ほどが、6月には15,000円に上がりました
原因は2019年夏に半減期が来ると言われていた為でした。
コロナショックの2020年3月は3,000円ほどに下落しましたが、12月には13,000円に回復しました。
2021年3月現在では、21,000円ですので、さらに上昇中です。
ライトコインの今後の可能性
決済サービスへの実用化
ビットコインと比較して4倍の処理速度があることから、企業やクレジットカードなどの決済サービスとの連携が進んでいます。
また、より細かな決済を安い手数料で送金速度の速いLightning Networkの導入に向けた取り組みを始めていますので、これが導入されれば早くて安い決済サービスに使用される可能性があります。
高いセキュリティ対策
ライトコインが採用している暗号方式Scryptは、ビットコインのSHA-256よりも複雑な暗号化方式です。
また、取引所内のウォレットでは暗号化によって安全性を確保することが可能です。
以上の事から高いセキュリティ対策をしている仮想通貨と言えます
ライトコインはビットコインの処理速度改善を目的に2011年に誕生した仮想通貨であり、今後手数料が安くて処理速度の速い決済システムに導入されていく可能性がある。